2021.11.25

紀伊民報に掲載いただきました。

NEWS

2021年11月17日.18日、田辺市ツーリズムビューローと田辺市教育委員会とともに、和歌山県田辺市にある新庄小学校5年生の生徒26人向けに森林教育を行いました。その様子を紀伊民報(2021年11月21日発刊 第23812号)に掲載いただきました!

 

2日間にわたって行われた森林教育は「熊野の森とつ繋がる。私たちの街と暮らし。」をテーマにして行いました。

 

1日目は山の過去と今、未来を考えるワークショップを学校で行いました。題材にしたのは「ながれる」という絵本。ソマノベースのデザイナーである西来路が企画制作をさせていただいたものです。時代と共に移り変わってきた山と人の関係を、「キヨ」という主人公が過去から現代にタイムスリップする物語の中で描いています。この絵本と共に、現代までの変化を学び、その変化が自然や人々にとってどのような影響のあるものなのか、そしてこれからの未来はどうなっていたらいいのか、学生さんたちと一緒に考えました。

 

2日目は和歌山県田辺市の近露地区にて植林体験をしました。株式会社中川の作業員さんたちに教えてもらいながら、一緒に地面を堀り、苗を植えました。山での作業の大変さや道具を使いこなすことの難しさを体験し、作業員さんを憧れの眼差しで見つめる姿も。楽しみながらも難しさを感じれた植林体験になりました。

 

子供たちと共に山について考え、実際に植林をする中で子供たちから学ぶことも多くありました。今後の森林教育に生かしていこうと思います。