クライアント

ソマノベース

企業と森林の現場をつなぐ、ウェビナー「Kimmitz College(キミッツカレッジ)」

    執筆・編集:河合 志帆

    OUTLINE

    プロジェクト概要

    「森に関わるためのKnowledgeをOpenにしよう。」をコンセプトに、企業と森林の現場をつなぐ対話の場として、ウェビナー「Kimmitz College(キミッツカレッジ)」を企画・運営しています。

    近年、SDGsや脱炭素、ESGの観点から、企業による森林への関与が広がっています。一方で、森林分野は専門性が高く、取り組みの実態やプロセスが見えにくい領域。企業のプレスリリースからは、取り組みの背景や実現までの試行錯誤が見えにくく、「何から始めればよいのか分からない」という声も多く聞かれます。

    Kimmitz Collegeは、そうした課題を背景に生まれました。森づくりに取り組む企業と、森林の現場や専門家の双方をゲストに招き、取り組みの背景や意思決定のプロセス、現場でのリアルな課題までを共有することで、企業と森林の距離を縮めることを目指しています。

    2025年2月に第1回ウェビナーを開催し、以降継続的に開催しています。


    OUTPUT

    成果物

    「企業視点」と「現場視点」から森づくりのリアルを紐解くウェビナー

    Zoomを用いたウェビナー形式を中心に開催しています。最大の特徴は、「森づくりに取り組む企業」と「それを支える森林の現場・専門家」の双方をゲストとして招き、それぞれの視点から取り組みの背景やプロセスを共有している点です。

    企業側からは、取り組みを始めた背景や社内での意思決定、事業との関係性などを紹介いただき、森林の現場や専門家からは、森林保全の実態や専門的な知見、企業との連携の可能性などを共有していただいています。

    綺麗な成果だけではなく、試行錯誤や課題も含めて共有することで、これから森林に関わろうとする企業にとっての学びの場となっています。

    企業と森林の現場、双方のプレイヤーが登壇

    これまでに、森づくりに取り組む企業や森林分野の専門家など、多様なゲストをお招きしてきました。
    企業側からは、取り組みの背景や社内での意思決定、事業との関係性などを共有。森林の現場や専門家からは、森林保全の実態や専門的な知見を共有いただいています。

    双方の視点を交互に紹介することで、森づくりの取り組みを立体的に理解できる内容となっています。

    過去のご登壇企業企業側の視点

    • 鹿島建設様:実施企業から見た森の取り組みのプロセス
    • ロイヤリティ マーケティング様:「Pontaの森」を通じた、お客様を巻き込む森づくり活動
    • 東急電鉄様:木と人がめぐるまちづくりを目指す、森林資源の循環事例(SOCIAL WOOD PROJECT)
    • LINEヤフー様:「大手だから」できるわけではない。通信大手が本気で挑む泥臭い森づくりの裏側と、事業貢献の現在地

    過去のご登壇企業:現場・支援側の視点

    • 樹木医(はぐくみ幸房 / 株式会社中川様):森の専門家が明かす、森林保全の理想と現実のギャップ、生物多様性を失うことの代償
    • 国土緑化推進機構様:森林づくりに企業が関わる理由。点から線へ変わり始めている森との向き合い方
    • 八千代エンジニヤリング様:TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の専門家視点から見た、企業による森林保全活動の最前線
    • ロンタイ様:企業・自治体が取り組む環境保全のための「緑化」の現場

    産官学のプレイヤーが集うコミュニティ

    Kimmitz Collegeには、これまでに延べ1,000名以上が参加しています。

    建設・不動産、製造、IT・通信、金融など、日本経済を支える企業に加え、林業・環境関連企業、行政機関、自治体、大学、NPOなど、産官学の多様なプレイヤーが参加しています。

    参加者の部署も、サステナビリティ部門だけでなく、新規事業、経営企画、研究開発、広報など多岐にわたります。企業担当者から専門家、経営層まで……さらに、学のゼミ単位での参加や若手人材の参加も増えており、さまざまな世代・立場の人々が森づくりをテーマに集うコミュニティへと広がっています。

    ウェビナーだけでなく、参加者同士の交流を深めるオフラインミートアップも開催しています。


    ウェビナー・イベントの最新情報はこちらからご覧いただけます。

    TEAM

    チーム

    • 株式会社ソマノベース

      松下 登志朗

    VOICE

    メンバーボイス

    • 「『正論』だけでは突破できない。企業が本気で森に向き合うからこそ生まれる『泥臭い悩み』に応えたい」 参加者アンケートからは、「予算が確保できない」「社内の理解が得られない」といった表面的な課題の奥にある、企業担当者の切実な悩みが見えてきます。 「直接的なバリューチェーンにない取り組みとして、なぜ森林に向き合うのか」 「事業投資と社会貢献の予算が競合する中で、中長期の取り組みをどう実現するのか」 「長い年月をかけて、社内の関心や理解をどう維持していくのか」 「木を植えることは、本当に森林保全やカーボンニュートラルにつながるのか」 こうした問いや壁に対してKimmitz Collegeが何よりも大切にしているのが、ビジネスのロジックである「企業の視点」と、リアリティのある「森林現場の視点」のバランスです。完成された取り組みや綺麗な成功事例だけでなく、実際に一歩踏み出した企業様や裏側で支える方々の「調べても得られないリアルな声」をフラットにお届けする。企業が森に向き合う過程で生まれる葛藤や意思決定、現場での泥臭い試行錯誤のプロセスも含めて共有することを大切にしています。 こうしたリアルを知ることで、これから「森×ビジネス」に挑戦する企業が次の一歩を踏み出すきっかけをつくりたい。私たちはこの場を通じて企業の背中を押し、森づくりに関わるプレイヤーを増やしていくことを目指しています。

      株式会社ソマノベース

      松下 登志朗

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