2025.08.11

京都大学の「森里海と文化研究会」の皆さんが視察にこられました。

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京都大学の「森里海と文化研究会」の皆さんが視察にこられました。

まずは、ソマノベースの事務所で座学。森林の課題を知っていただき、その後は山へ。興味津々に話を聞いてくださったり、質問をしてくださったり、真剣な姿勢に私たちも刺激をいただきました。ありがとうございました。

参加いただいた方より感想をいただきましたので、ぜひご覧ください。

参加者の感想

※一部抜粋

「植林をしている場所はありふれた森の光景で、その広さを思うとこれからの道のりの果てしなさを思わされました。ソマノベースさんの活動だけに依存せず、林業のあり方を考えていくことが非常に重要であると思います。お互いこれからも未来のあり方について考えていき、協力できることを切に願っております。」

「今まで市民参加型の林業は植樹活動が中心でしたが、ソマノベースさんの「戻り苗」は植樹活動より参加しやすいため、木の苗を育てるという継続的な体験ができるため数回で終わる植樹や座学とは違い、木が育つまで林業に参加してる意識を持てるとても良い体験商品だと思いました。」

「農山村の衰退や荒廃が取り沙汰されるようになって久しいですが、最も大きい問題は、そのことは人々に忘れ去られていることだと感じています。ソマノベースさんの『戻り苗』はどんぐりを育てることを通していく先の森林に目を向ける機会であることはもちろん、今の社会に大切な『どこかでつながりの恩恵を受けている』ことを思い出させてくれる素晴らしい体験商品だと感銘を受け続けています。
『土砂災害による人的被害をゼロにする』理念から商品、活動までを一つにするソマノベースさんの取り組みには本当に感動しました。」

「ソマノベース様の取り組みはいわゆる三方良しを実現しているという点で素晴らしいですが、私にとっては、斜陽産業ともいわれてきた林業において新しい試みが実を結びつつあることに特別な思いがあります。一般には山や木が目の前にあっても目に留まらないばかりか意識すらしない方々が多くいらっしゃいるようです。それでも物語性を作ったり生活に密着させたりすることで、人々が樹木を可愛がってくれる現実があることに感動しました。」

「一般の方々を巻き込んでの育苗や植林は、より多くの人々に森林を身近なものに感じてもらえるため、非常に効果的かつ画期的だと思います。また、人との繋がりを生み出す、という点でもとても素敵です。ソマノベースさんの活動を通して、義務感やお金だけではなく、自然への親しみやコミュニティへの愛着から、森林に関わる人が増えることを期待しています!」

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