2026.10.09

【イベントレポート】サステナ・新規事業担当者必見!「実践企業・支援側・受け手」3つの視点の“本音と建前”から紐解く、企業と森の新しい関わり方と共創パートナーシップイベント @ LINEヤフー本社

9月29日、東京・紀尾井町のLINEヤフー株式会社 本社オフィスにて、「実践企業・支援側・受け手」という異なる視点のプレイヤーをお招きした共創イベントをLINEヤフー様との共催で開催いたしました。当日は定員約50名(申込総数51名)の皆様にご参加いただき、満員御礼の大盛況となりました。森づくりに関わりたいものの「綺麗事や大義名分だけでは社内を動かせない」というリアルな悩みを抱える企業担当者に向けて、泥臭い「本音と建前」をぶつけ合った熱気あふれる当日の様子をレポートします。

開催概要

  • イベント名: 【9/29 東京開催】サステナ・新規事業担当者必見!「実践企業・支援側・受け手」3つの視点の“本音と建前”から紐解く、企業と森の新しい関わり方と共創パートナーシップイベント @ LINEヤフー本社
  • 開催日時: 2026年9月29日(火) 16:00~18:00
  • 開催場所: LINEヤフー株式会社 本社オフィス(東京ガーデンテラス 紀尾井タワー 17階 LODGE)
  • 主催: LINEヤフー株式会社・株式会社ソマノベース
  • 登壇者: LINEヤフー(株) 小南様 / 八千代エンジニヤリング(株) 小西様・霜山様 / (公社)国土緑化推進機構 藤田様 / (株)東京チェンソーズ 吉田様・戸田様 / (株)ソマノベース 松下

オープニング | 参加者の「壁」を可視化し、綺麗事抜きの本音を引き出す

冒頭では、モデレーターを務めるソマノベースの松下より、本企画の趣旨と参加のスタンスが語られました。

近年、企業が森に関わる目的と手段が多様化する中で、目的と手段の整合性が取れず、「クレジットを買って終わり」「植樹して終わり」という「手段の目的化(一過性のPR)」に陥るケースが増加しています。

本イベントではその課題を打破すべく、事前に集計した参加者の皆様の「課題テーマ」の傾向をデータとして明示し、皆様が現在どのフェーズで立ち止まっているのかを可視化しました。最も多かったのが「何から始めればいいかわからない(初動・選択の壁)」で36.7%]。次いで「費用対効果やKPIの可視化(可視化・定量化の壁)」が16.3%、「社外への発信やPR(PR・ブランディングの壁)」が14.3%と続きました。

参加者が直面しているこれらの具体的な「壁」を前提に置いた上で、ビジネスのロジック(費用対効果やKPI)と林業現場のリアル(ただ植樹されても困る等)の両方を知る立場から、一切の忖度なくホンネを引き出す場にすると宣言。

単なる情報収集で終わらせず、「①自社なりの仮説を作る」「②一社だけで完結させない」の2つを本日のゴールとして提示し、白熱の議論がスタートしました。

第1部 ショートピッチ | 多角的な視点から紐解くリアル

第1部では、実践企業・支援側・受け手側(林業現場・行政領域)の異なる立場から、それぞれの視点でショートピッチを実施していただきました。

  • 【実践企業の視点】LINEヤフー株式会社 小南 晃雅 様 「『ROI・KPIの壁』をどう越えるか?IT企業が挑む、本業と森づくりを両立させる社内調整のリアル」
  • 【支援側の視点】八千代エンジニヤリング株式会社 小西 拓海 様、霜山 竣 様 「理想を形にする『支援側』のリアル。専門知識ゼロの企業と森を繋ぐ、泥臭い実装プロセス」
  • 【受け手側の視点】公益財団法人国土緑化推進機構 藤田 侑希 様 「『ただ森に関わるだけ』で終わらせない。全国の森づくりから見えた、企業に本当に求めているパートナーシップ」
  • 【林業・現場の視点】株式会社東京チェンソーズ 吉田 様、戸田 様 「大義名分だけでは山は守れない。東京の林業最前線が語る、企業に求める『ホンネ』の関わり方」

第2部 クロストーク | 森林保全を事業にどう繋げるか?

第2部は、「森林保全を事業にどう繋げるか? 〜現場のリアルと企業のホンネ〜」を大テーマに、登壇者全員でのクロストークを実施しました。

  • テーマ①:【WHYの再定義】 「そもそもなぜ森に関わるのか?」という問いに対し、受け手である東京チェンソーズ様や国土緑化推進機構様へ直球の質問を投げかけました。「企業からのアプローチで正直困る・ズレていると感じたこと」や、「お金以外に企業に持ち込んでほしいリソース」などについて、現場目線のリアルな声が語られました。
  • テーマ②:【HOWの再定義】 実践企業・支援側であるLINEヤフー様、八千代エンジニヤリング様へは、具体的な実装プロセスにフォーカス。社内稟議や予算獲得での「一番の壁」の突破方法や、取り組んで分かった想定外の失敗談、自社の本業とサステナビリティをどう紐付けて言語化しているかなど、生々しい苦労話が共有されました。

第3部 マッチング・交流会&懇親会 | “今日から動ける”つながりの創出

本編終了後は、立食形式での自由なマッチング・交流会を行いました。 当日は、オープニングで提示した「初動・選択の壁」「可視化・定量化の壁」といった課題テーマごとに色分けしたリストバンドを装着していただき、同じ悩みを持つ企業同士や、解決策を持つ登壇者とのスムーズな交流を促しました。

さらに、18時からの懇親会には、なんと参加者の7割を超える36名の方々にご参加いただきました。よりフランクな雰囲気の中、あちこちで熱量あふれる情報交換や具体的な協業の相談が生まれ、夜まで熱気が続く素晴らしい時間となりました。

まとめ

「森づくりには関わりたい。けれど、綺麗事や大義名分だけでは社内を動かせない…」 本イベントは、企業担当者の皆様が直面するそんな「孤立」を解消し、一歩を踏み出すための「理論武装」と「味方(パートナー)」を見つける実践的な場となりました。 一社だけで完結させようとせず、多様な視点を取り入れながら「自社なりの仮説」を泥臭く実行していく。それが企業と森の新しい関わり方の第一歩です。 共催いただいたLINEヤフー様、素晴らしいご登壇者の皆様、そして熱量高くご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

Kimmitz College(キミッツカレッジ)とは?

「森に関わるためのKnowledgeをOpenにしよう。」をコンセプトに、より多くの方が森と関わるきっかけを得られるよう開催している無料ウェビナー(およびイベント)です。

脱炭素やネイチャーポジティブが注目される一方で、企業がいざ森林に関わろうとすると「専門的すぎる」「何から始めればいいか分からない」といった壁に直面しがちです。本企画では、実際に一歩を踏み出している企業や現場を支える専門家をお招きし、「企業の視点」と「現場の視点」の双方から、調べてもなかなか得られないリアルな声をお届けしています。これから森に関わりたい方、活動をアップデートしたい企業の皆さまにとって、新たな一歩を踏み出すきっかけとなることを目指しています。

今後のウェビナー・イベントの最新情報はこちらから:https://somanocollege.peatix.com/

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